VISA BULLETIN for JUNE 2015

大型連休にどっぷり浸っている間にDV-2016の当選発表が行われました。

VISA BULLETINの6月発行分に詳細が載っていました。


世界当選者・・・・91572名(DV-2105は125514名)

公示本文では91563名となっております、その差異の意味するところは不明。

27%も当選者が減りました。
有効応募件数が11391134(いっせんひゃくさんじゅうきゅうまん、いっせんひゃくさんじゅうよん)件です。
当選確率0.8%です。100人に1人も当たらない狭き門です。(しかも取得できるかも不明です)

気になるアジアの総当選数はというと・・・昨年より大きく減って15002名です。

下の表を見てみると・・・・



どの地域もほぼ均等に減っていることがわかります。
どのような理由で当選者を増やしたのかまったく意味のわからなかったDV-2014から比べると実に35%(およそ4万9千名)も当選者を減らしています。
DV-2016は、ここ2年の動向を大いに反省してDV-2013以前の状態に戻したのだと思われます。

それの意味するところは、「当選=グリーンカード取得」の方程式の復活です。
DV-2014(もしかしたらDV-2015も)は、当選者の希望を大きく裏切る結果となりました。
DV-2016は、取得を希望するすべての人に発行されるといいですね。

    
日本人の当選は302名。
昨年が636名だったので半分以下に減ってしまいました。
アジアのたった2%です。

ASIAの状況(黄色字が2016です。赤字は2015年。)



増えている国もあるし、日本と同じように大きく減っている国もあります。
割合でいけばあと150名くらいいてもおかしくないのですが・・・
こればっかりは、国別の応募者数を公表していなので、なんともいえません。
今回は日本人の応募数が少なかった可能性もあるのです。

当選された方、おめでとうございます。
取得した先輩として一言!

「仮ビザが発行されるまでは、①仕事はやめない②家は売らない③人には極力言わない。」

そして残念ながら選考に漏れてしまった方、DV-2017にトライしてください。

今回の公示にこうありました。

Dates for the DV-2017 program registration period will be widely publicized in the coming months. Those interested in entering the DV-2017 program should check the Department of State’s Visa web page in the coming months.

廃止の噂もあるDVプログラムですが、DV-2017は行われるようですね。

念のためですが・・・当選された方でケース番号が限りなく後方の場合は、DV-2017も申し込みしたほうが安心だと思います。(ダメだった場合、一年棒に振るのはつらいです。)


最後になりましたが、DV-2016の7月面接の番号が発表になってます。




相変わらずの進み具合です。
ネパールの打ち止めが発表されました。
地震とは無関係だと思いますが・・・
被災された方々にお悔みとお見舞いを申し上げます。
以前、テレビでネパールのインフラのひどい状況を観ていたので、あの環境でのもし大地震があったらただ事ではすまないと心配していました。
一日も早く復旧することを祈ると同時に、被災された方々が平穏な日々を取り戻せるようお祈り申し上げます。


のこりの発表はあと2月となりました。8・9月が飛躍的に進むことを願うばかりです。