「アイムソーリー」について

アメリカの海外ドラマが好きです。
ひと昔前は、NHKのBSとレンタルビデオくらいしか観る事が出来なかったのですが、
最近は、ネット配信サービスやら無料の衛星チャンネルなど、気が付けば観きれない程の
ドラマを容易に見る事が可能になりました。

ちなみに私が最初にはまった海外ドラマですが・・・・やっぱり「奥様は魔女」ではないでしょうか!
最近朝に再放送やってますね。
子供ながらにダーリン役の役者さんがある日を境に人が変わったのをよく覚えています。

その後は「ツインピークス」「X-FILES」でしょうか。
アメリカのドラマはなんてスケールが大きいのだろうと感心しました。

なかでもハマったのがクレア・ディーンズ主演の「My So-colled Life」(アンジェラ15歳の日々)というNHKで放送されていた青春ドラマです。
調べてみたら放映は1997年でした。
アメリカのティーンの気持ちがとてもわかるドラマだったので、最高に面白かったです。
クレアディーンズは最近「HOMELAND」で再びテレビドラマに復活してますね。

同時期くらいに放映された「ER」くらいから私の中でも海外ドラマブームが到来した記憶があります。それ以来、日本のドラマはほぼ観なくなりました。(最近の例外だと「あまちゃん」がありますが・・・。)

昔のドラマも色々な手段で再び観る事が出来るのですが、先述の「My・・・」だけは、
残念ながら観る事が出来ないのです。(吹き替え版の場合です。)
英語版は探すと見つける事ができますが、残念ながら字幕がないので観ててもさっぱり
わかりません。

今までは、字幕版だとどうしても映像よりも文字を追ってしまうのでほとんど吹き替え版で
観ていたのですが、このドラマをもう一度観たいという気持ちと、今後の英語圏での生活に慣れる必要性もあり(実際の効果があるのかは疑問ですが・・)最近は字幕版で、しかも出来る限り英語を聞きとるよう注意しながらドラマを観ています。

そこでやっと、表題の件になります。
英語版を観ていると気になる単語やフレーズが出てくるようになりました。

最初の言葉は、「PROMISE」という言葉。
会話の中によく出てきます。
単純に「約束」という意味になるのでしょうが、使われ方を観ていると「絶対に破ってはいけない誓い」の際に使用するフレーズのように感じました。
アメリカ人は特にウソを嫌います。たとえ相手を思いやる嘘であっても例外ではないと思います。なので「約束するよ」といったにも関わらずそれを破る事は「絶対にしてはならない事」であるのかな?と感じました。

そしてもし「約束」を破ってしまったら、心からの謝罪を相手に伝えるのです。
それが「I’m sorry.」(ごめんなさい。)です。

しかし、ドラマを観ていると上記のような使い方以外にも「アイムソーリー」が頻繁に
使用されている事に気が付きました。

例えば・・・

「昨日の夜、子供が熱をだして大変だったんだよ。」その答えが「アイムソーリー」だったり
最愛の妻を亡くした夫に対してかける言葉が、「アイムソーソーリー」だったりします。

ドラマを観ていてその使い方にものすごく違和感を感じてしまいました。
「アイムソーリー」って自分に非がある時の謝罪の言葉って教わったような・・・・
そしてアメリカでは絶対に言ってはいけないフレーズだと教わった事あったような・・・

上の会話を日本語訳すると・・

「昨日の夜、子供が熱をだして大変だったんだよ。」「それは大変だったね。・・・」です。
最愛の妻を亡くした夫に対してかける言葉は「お気の毒に、・・・・」となります。
と言うように、「相手が困っていたり、ひどい状況の時にかける言葉」として多く使用されていたのです。

逆に相手への謝罪の場合は、「アイムソーリー」ではなく、「APOLOGIZE」をほとんどの場合使っていました。

日本語の「すみません」(ごめんなさい)と「すみませーん」(ごめんください)も理解不能だと思いますが英語もなかなかどうして難しいです!