ハワイ旅反省会(ホテルの部屋)


最初に伝えておきますが、この記事は決して泊まったホテルの悪口ではございません。

 

ベルボーイの方たちは、皆フレンドリーで、まるでバリ島に居るようでしたし、

プールは毎日貸し切り状態。

一階にあるカフェで、毎朝海の帰りにコーヒーを注文した時、びしょ濡れ状態にもかかわらず嫌な顔せず、モップで床を掃除してもらった優しいスタッフの方。本当にありがとうです。

そしてフロントのスタッフの女性の寛容な対応により、滞在がとっても心地よいものになりました。

 

ただ、最初に案内された部屋に問題があっただけなんです。

 

行く前の口コミサイトの事前調査で「決して泊まってはいけない部屋」があるとは知っていました。

予約は、「ダイアモンドヘッド & オーシャンビューの部屋」です。料金もそこそこです。

まさか、このカテゴリーでそんな「決して泊まってはいけない部屋」に案内されることはないだろうと、高を括っていました。

 

しかし!受付でカードキーをもらい、部屋に行ってみると・・・・

どうやら見事に「決して泊まってはいけない部屋」に案内されてしまったのです!

 

部屋は3人では、ちょい狭いですがホテルルームなのでこんなものでしょう。

エアコンが日本製とはプラスポイントです!

ラナイから海も見えます。一様「オーシャン・ビュー」です。

そして見事な「フロント・ダイアモンドヘッド・ビュー」!

絶景です!

 

ただ、一つ目の問題点が・・・・・・

上の画像を見て頂くとわかると思います。

「逆/角部屋」だったのです。

真上から見るとカタカナの「ト」の形をしています。

通常の建物の場合、4つの角部屋が各階にできるのですが、この形だとさらに二つ増え六つの角部屋になるのです。但し、どうしても逆角が出来てしまいます。

素晴らしい6部屋に対し、視界が窮屈な数部屋が存在してしまうのです。 

 

そして、実際にその状況を体感してみると・・・

右側を向いている分には、素晴らしい眺めを堪能できます。(画像の通り!)

しかし、左側は壁!しかも、隣の部屋丸見え状態です。

これはどちらの部屋も、ちょっとこっぱずかしいので、終日カーテン締め切り状態になるので

素晴らしい眺望も半減してしまいます。

女性の場合は特に気になるかもしれません。

同じフロアー同士はそれほど気にならないのですが、もう一方の部屋にはラナイがないので、より中が見えます。特に一つ下のフロアの部屋の窓近くが丸見え状態になります。

そんな部屋ですが、カテゴリー的に嘘偽りはないので、まあ特に気にするところではありませんでした。

 

しかし!二つ目の問題点が・・・・・・大問題でした。

こちらが所謂「決して泊まってはいけない部屋」でした。

 

時々、高速道路の近くにいるような騒音が聞こえてくるのです。

 

なんでしょうか、高速を大型バイクでかっ飛ばしているような轟音です。

「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーー」って感じです。

しばらくすると、静かになりますが、またすぐに「ゴーーーーーー!」です。

 

犯人はすぐにわかりました。

「決して泊まってはいけない部屋」

それは、エレベーターの隣の部屋だったのです。

リニューアルして部屋は綺麗になったのですが、さすがにエレベーターは旧式でした。(涙)

 

初日だったし、荷ほどきも終えたし、夜になれば利用も減るだろうし、睡眠不足で疲れているから爆睡だろうし、耳栓持ってるし、気にならないだろうと思って、その部屋で一晩すごしました。

 

妻と息子は、この音が全く気にならないようで、すやすや寝ています。

しかし、私は気になって、気になればなるほど、益々音が耳に入ってきてしまいます。

深夜になれば、動きが減り、多少静かになるのですが、その分通過する際の音がより際立ってます。

 

完全「OUT!」です。

 

翌日の朝、フロントに部屋の交換をリクエストしました。

回答は、「15時以降にならないとわからないので、あとでもう一度きてくれ」とのことです。

 

その日は、ASCでの指紋採取から一日中出っ放しだったので、夜の22時過ぎに戻ってきたタイミングで、再びフロントに確認してみました。

回答は「明日にならないとわからないので、あとでもう一度きてくれ」

前回と同じ回答。

それでは困ります。

「エレベーターの騒音がひどくて眠れないでなんとかしてくれ!」と切実に状況を説明しました。

スタッフさんは、同じ状況を多数処理している感じでした。そして裏にいる上司に交渉してみるといってくれました。もしかしたら追加で料金がかかるかもしれないとも言われました。

 

しばらく待っていると・・・

「同じフロアですが、海の見えない部屋なら追加料金なしで変更可能です。ただしキングサイズのベット一つとソファーベットになります。ダイアモンドヘッドは見えますよ。」

 

この際、あのうるさい部屋以外だったら、なんでもOKだと思い、快諾しました。

新しいカードキーをもらい、それから部屋の大移動です。(距離的には10mくらい)

 

移った部屋は、前の部屋より、比べ物にならないくらいの広いいい部屋でした!

 

翌朝、ラナイに出てみると・・・

解放感は、だいぶ良くなりました。(海は見えなくなりましたが。)

キングサイズのベットと

私の寝床のソファーベット。ダイアモンドヘッドも一望!

反対側は、一面窓。(ルーパー式なのでちょっとうるさい)

バニアンとサンセットの2大コンド・ビューです。

 

という訳で、残りの3泊は、エレベーターの騒音に苦しむ事もなく快適に過ごすことができました。

スタッフさんありがとうございました。

 

今回の反省

①ワイキキのホテル価格は異常なまでのバブルプライス。一泊$200でこの部屋???

十分あり得ます。しかし!いいホテルはもっともっと高いです。

②まず、交渉ありき。「NO」と言えない人はやっぱり損しているかも?

③部屋交換は、チェックイン後すぐの方が楽。(移動に大汗掻きました)

④この「決して泊まってはいけない部屋」は、訳ありの格安プライスにしたほうがいいと思いました。それを了承して泊まるのあれば十分OKかなと。

 

今回の宿泊先は・・・

QUEEN KAPIOLANI HOTELでした。

口コミが気になる方は・・・・トリップアドバイザーへ 

 

最後に参考までにフロアマップです。

 

このホテル、私の中ではイメージはいい状態をkeep。