●グリーンカード当選後05(DS230注意点:受け取りの住所)

DS230の記入に関しての問題点です。




一つ目の問題点は、(11)のグリーンカードを送ってもらう住所です。


移民局は移民ビザの取得後(大使館での面接の後)はアメリカの住所にしか書類を送ってくれません。

つまりアメリカで郵便物を受け取れる住所が必要なのです。


この住所は、親類、知人宅などでもOKです。受け取れればOKなのです。


(海外に送る運賃をケチっているだけのような気がしてなりませんが・・・。)




私の場合、たまたまアメリカ人男性に嫁いでいった友人がいましたので、


その友人宅に受け取りをお願いしました。(住んでいる場所はロスアンゼルスです)

たまたまそのような友人がいたので良かったのですが、いない場合はどうすればよいのでしょう!




手段①


弁護士や代行業者を通して申請依頼し住所を確保する。


弁護士費用が発生するので、お財布の中身に余裕のある場合は一番確実で安心です。




手段②

もうひとつの手段としてあるのが郵便物の転送サービスです。


アメリカには郵便物の転送サービスの会社が普通に存在しています。


私もこのサービスに関して利用可能かどうか確認してみようと、いろいろ調べてみました。


日本に居ながらにしてアメリカの住所を手に入れる事が出来るのがこのサービスです。


私書箱とか気付(c/o)とかではない住所です。


会社によってサービスの内容と料金はいろいろです。

どちらかというと、通販で購入した品物を一括で引き受けて、まとめて自宅に発送してもらうパターンの会社が多かったです。


郵便物の取り扱い(郵便物が到着したら開封してスキャンデータをメールで転送してくれるサービスなど)はあるにはあるのですが、信用できるかよく解らないのと維持費が安くサービスもよさそうな業者は所在地がフロリダだったりでした。


なぜフロリダが・・なのかといいますと、フロリダに住所を置くと、なにか問題が発生した場合にフロリダ管轄の移民局に出頭しないといけないからです。これは大変な労力が必要になります。


こういった業者がグアムとかハワイなどの比較的日本から近い場所にあると日本からの需要があるのになあと思いました。




手段③


この(11)の住所は大使館のアポイントの面接時や米国入国の際に変更が出来ます。


なので書類には N/A もしくは手段②で申し込んだ住所をひとまず記載し、面接の時もしくは入国時までに確実な住所を見つける。


というのもアリではないか思います。 但しあくまで自己責任の範囲で実行お願いします。






本物のカードを入手するまで2-3回ほど郵便物がこの住所に送られてくる事となりますが


この住所は実際には永住権ビザの取得者として初めて米国に入国した後より必要な住所なのです。


なので手段③の住所変更も可能ではないかと思っています。




そしてこの(11)の住所はグリーンカード入手後以降は郵便物等何も送られてくる事はありません。