グローバルエントリーその4

グローバルエントリープログラムは、米国市民と米国永住権所持者にのみ適応されるものなので、日本国籍のみの場合は、残念ながら取得ができません。

一部の国籍を対象として(例えばお隣の韓国)、施行されていますが日本は対象外です。

 

グローバルエントリープログラムの最大のメリットは・・・・

①入国審査の簡易・高速化(機械によるチェックのみで入国可能)

②出国事のセキュリティー検査の優先スクリーニング(TSA Pre✓)

この二つ。

 

 

あの緊張する、審査官との問答も避けて通れる可能性もあるし、

はたまた、出国の時は時間帯が悪いと、うんざりするくらいの検査行列に我慢して並ばなければなりません。それを回避できる可能性があるという優れものなのです。

 

これは、ロスの空港からラスベガスに乗り継ぎする時間が超タイトだったのでTSA Pre✓ になりました。

 

そんな時だけでなく、もっと恩恵を受けれないものか・・・・・・

グローバルエントリーはアメリカに行く用事でもない限り、申請&取得が出来ないのです。

日本に居ながらにして、取れるものはないのでしょうか?

 

するともう一つ、プログラムがあると所持している方から教えてもらいました。

それは、TSA Pre✓申請プログラムに登録するというものです。

さすがに入国審査での恩恵はないのですが、出国事のセキュリティー検査で恩恵を受けることができるプログラムのようです。


TSA Pre✓申請プログラムに登録するには・・・・

①グローバルエントリープログラムのパスIDを使用。

②米国沿岸警備隊、国家警備隊、予備役を含む米国軍人は、米国国防総省(DoD)のID番号を使用。

③自分で登録する。日本人永住権を持っていれば登録が可能。

 

TSA Pre✓申請プログラム、米国国土安全保障省(DHS)のTrusted Travelerプログラムに登録済みの旅行者は、TSA Pre✓レーンをほぼ一貫して利用できるようになります。

という事です。

 

登録はこちらより

$85で5年間有効です。

こちらは、グローバルエントリーとは異なり、審査はありますが面接はないようです。指紋採取の出頭のみという簡易なもののようです。

面接がちょっと面倒とか、面接の予約がなかなかとれないという理由で、こちらのみ取得されている方もいるようです。(但し、現状は指定空港・米系航空会社のみ有効ということです。)

 

いろいろ調べていたら、私がマイルを貯めている航空会社で「10000マイルで申請できます!」というのをやってました。

行列なし!靴は履いたまま、PCも出さない、液体チェックもなし!ベルトも上着もOK!

ってかなりのVIP待遇ですね。

 

はたして、日本に居ながらにして取得ができるのか、確認してみます。

 

まずマイルを使うことは出来ましたが、申請は一つ上のDHSの申請サイトに飛びます。

そして申請の最後の方に指紋採取の場所を指定する画面があり、そこで断念しました。

指紋採取は、やはり米国内でしか行えないようです。

 ちなみにこちらのプログラムの場合、ハワイだと2か所ありました。

空港とは別に、アラモアナの裏でも行っているようです。

指紋採取だけなので、アポイントも取りやすいのではないでしょうか。

それと、カードの発行がないので米国住所も必要なさそうでした。

 

結局、どちらのプログラムも日本に居ては取得は無理ということに。

やはり、行ったときに申請するしかなさそうです。

 

TSA Pre✓番号は、もうちょっと安いといいと思うのですが、$15の差だと、やはりグローバルエントリーに魅力を感じてしまいます。

ただし、12歳以下でも取得が必要なグローバルエントリーに対し、TSA Pre✓番号は同行者として一緒に通過できるというコストメリットがあります。

 

次のハワイ行きに向けて「GUAM取得ツアー」でも組んでみるか!

(ちょっと好きになったグアムにまた行きたいだけだったりします。)