ソフトバンク岡島選手の場合

朝のNEWSで岡島選手が永住権の手続きの為に登録抹消という記事が出ていました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121002-00000044-spnannex-base

秋山監督がコメントしている「指紋の採取」つまりバイオメトリクスでのアポイントの日が移民局(USCIS)によりこの時期に決められたと言う事になります。

バイオメトリクスとはビザや永住権を取得維持する為にアプリケーションサポートセンター(ASC)で行う顔写真と指紋の採取の事を言います。採取された情報はデータベース化され発行されるカードなどに載る事になります。

以上はすべて私の憶測です。悪しからずご了承の上ご覧ください。)

岡島選手の場合、既に米国永住権は取得されているようなので、取得後1年以上米国を離れると永住資格を失効してしまう恐れがあるので、どこかのタイミングでリエントリーパーミット(再入国許可証)を申請していたのだと思います。

2月のキャンプ前から日本入りしているのであれば来年の1月がそのリミットになります。

また許可証なしで6カ月以上米国を離れるのもベストではないと言われています。(噂の範疇ですが。)

オールスター時期に一度渡米しているという事なので、その時に再入国許可証の申請を行ったのだと思われます。

ご家族は米国に残り単身赴任という形で日本で仕事をしていたようですので、ご家族の住んでいるマサチューセッツ州のご住所でリエントリーパーミットを申請し、以降の手続きもすべてこの州管轄のUSCIS事務所でという事になります。

このCSシリーズ進出への重要な時期での帰国になる訳ですが、考えられる状況はといいますと、

①バイオメトリクスのアポイント日・・・最初に指定される採取日(勝手に決められてしまいます。)

②バイオメトリクスのリスケ後のアポイント日・・・最初の指定日に行けない場合の再出頭日(これも勝手に日程を決められてしまします。)

③バイオメトリクスの再取得・・・一度指紋採取を行ったが、上手く取れなかったので再度取得する為(これも勝手に日程を決められてしまします。)

リエントリーパーミットは本人が米国に滞在中でないと申請が出来ません。

さらに採取日は向こうが勝手に決めてくるので予定が全く組めません。

オールスター時期の申請だと、通常そこから1ケ月程度でアポイント日の通知が来ます。

今年の7月の下旬の申請だと早くて8月中旬から遅くとも9月初旬。

きっとその時期にチームを離脱する事が出来ず、リスケジュールの申請を行い、今回の日程となったのだと思われます。

よって私の予想は②です。

リスケのリスケはリスクが高いので今回やむ終えずの離脱になったのではないのでしょうか。

今回リエントリーパーミットを取得出来れば、少なくともあと2年は米国を離れて仕事が可能になります。

岡島選手は、来年はまたメジャーに復帰するのではと言われていますが、今回の申請が許可されれば永住権を維持したまま、あと2年は日本でプレーが可能になるわけで、来年もソフトバンクでプレーする可能性も十分あるのです。

岡島選手はまだまだ現役でバリバリ活躍してくれそうですね!

*ようやくDV-2014のインストラクション日本語バージョンがアップされていました!

http://travel.state.gov/pdf/DV_2014_Instructions_Japanese.pdf