TAX RETURN 2014-11(スケジュールB )

FORM1040に添付する提出書類を一つ忘れていました。

「Schedule B」(利息及び普通配当)というのも提出していました。

Interest and Ordinary Dividends
利子や配当所得がある場合に提出する書類なので、そんな所得がないと思って未提出にしてはいけないのです。

なぜかといいますと・・・
利息、配当以外に海外口座の有無を答える項目があるのです。

手引きで確認してみると・・・



①利息、配当のある人。(ただし年間$1,500以上の場合)およそ157000円です。
②住宅の譲渡などで発生した利息がある場合、買い手が個人住居として財産を使用した場合。
③債権からの利息がある場合。
④FORM1099で示した金額より少ない金額で債権の割引の報告をしている。
⑤社債発行差金償却の金額によって債権の利息所得が減っている場合。
⑥1989年以降に発行されたシリーズEEまたはIU.S.からの利息を控除する場合
⑦受け取り名義人として利息や配当を受け取った場合。
⑧海外信託において財務上の持ち分、署名権限、海外口座、配給の受け取り、譲渡などを持っている場合。


専門用語のオンパレードで正しい翻訳とはほど遠いですが、上の8つに該当する場合は提出することになります。
私の場合は、銀行の微々たる利息(当然15万以下です)なので不要と思いきや、海外口座があるので必須となります。

フォームはこんな感じ。(翻訳かけてますが、文字が重なっている部分があります。)







記入部分はパートⅢのみ。

Part3 Foreign Accounts and Trusts

このパートは以下のような場合、記入が必要です。
(a)利息や配当が$1,500を超えている場合
(b)海外の口座を持っている場合
(c)海外信託において配給の受け取りや譲渡などを行った場合


7a:2014年の間、海外の銀行、証券などの口座に利息や署名権限がありましたか?
イエスの場合は「Fin CEN Form114」を要求されます。
利息や署名権限がありましたか?

7b: 「Fin CEN」を提出する場合、その口座のある国名

8:2014年の間、海外口座からの配給、譲渡を受け取りましたか?イエスならフォーム3520が必要になります。

私の場合は、YES-YES-NOです。
国名は当然「JAPAN」となります。

以上で完了です。
ただ、7番をイエスと答えると、「あなたどんだけ海外に資産持ってんの?」という質問に答える必要がでてきます。「Fin CEN Form114」です。(詳細は過去記事にて)これは別途電子フォームにて6月30日までに出せばいいものなので、とりあえず放置します。

続く
タックスリターン2014、リアルタイムで進行中!
期限まであと14日!!
(海外からの提出の場合は+60日です。ただし納税が発生する場合は延滞金が発生するようなので要注意です。)