ハワイの入国審査が自動化されていてかなりビビった話

事前にセルフで行うマシーンが導入されているとは聞いていました。

2年前(2014年)に行った時はなかったので、ここ2年以内での導入でしょうね。

 

そのマシーンとは・・・・

 

Automated Passport Control(APC)

 

というものです。

APC Kiosk

 

今までは人力で行っていた、IDデータや顔の撮影と指紋の採取をこの機械が行うのです。

機械の操作自体は、日本語バージョンもあるのでなんてことはありません。

ちなみに、グリーンカードホルダーはパスポートのスキャンは不要です。

 

入力が終わると、各自にレシートがプリントアウトされます。

そのレシートですが、私と息子のものと、妻のものが明らかに違う!

上の画像はイメージですが、妻のモノだけ大きくバッテンされてます。

なんで!?いったいどういう意味でしょう。

 

近くにいたヘルプしている係りの人に聞いてみたのですが・・・・、

 

「いいから次に進んでください!」

 

と先に行くよう促されました。

そして次の所で、別の係り員がそれぞれのレシートをチェックして

 

「左のレーンに行け!」「右に行け!」

 

と指示を出しています。

 

「それって、もしかして天国行きと地獄行きに分けてるの?」

 

地獄行きとは、いうまでもありません「入国拒否」です。

自分達の用紙にバツが付いていたら、不安になると思いません?

今までの入国審査より、緊張MAXです。

なんで妻だけ!もしかして原因は????と頭グルグルです。

周りを見渡してみると、バッテンレシートの人が結構な割合でいる事がわかりました。

 

もうここまできたら、入国審査官にゆだねるしかありません。

 

パスポート、グリーンカードとこのレシートを審査官に渡します。

審査官は、優しそうなロマンスグレイのおじ様です。

 

一通り確認を行い、なんの会話もなく、私と息子のパスポートには「入国許可」のスタンプが

押されました。

そして妻の番・・・・・・

 

「指紋を獲るので、指をスキャナーに乗せてください。」

 

なるほど、バッテンレシートの理由は「指紋」がうまく取れなかった人という事だったようです。

(安堵の涙)

 

すんなり入国か!と思ったのですが、その後お決まりの・・・・

 

「日本にはどれくらいいたの?」

「なぜ日本で暮らしているの?」

 

と問い詰めてきました。

(グアムでもまったく同じことを聞かれました。)

 

「これこれこういう事情で今は日本で生活しています。今回はこれこれこういう理由でハワイに来ています。」

 

嘘偽りなく、審査官に伝えます。

納得していただいたようで、入国許可となりました。

 

しかし、あのバッテンマークは精神的によくないです。

皆さまも、指紋はしっかりスキャンできるよう、指はウエッティーにしておきましょう。

(注)指紋以外の理由もあるようです。(渡航歴とか、保有ビザの種類とか)

 

このマシーンの導入で審査官はずいぶん仕事が楽になったのではないでしょうか。

しかし、私の感じでは今までの方が時間は掛からなかったように思います。