米国住所の確保(その2)
- 2014.05.20
- 米国住所の確保
確保の方法は「私設私書箱」を作成するというものです。
これで「米国住所」が持てるのです。
通常の利用方法は・・・・
①海外発送してもらえない品物の購入。
②通販で買ったアイテムを一旦取り置きしてもらい、荷物が集まったらまとめて転送してもらう。
③アメリカの雑誌を定期購入、まとめて転送してもらう。
といった海外ネットショッピングの受け取り住所の確保が主な目的です。
その住所を、提供している業者があるのです。
そしてその業務は品物だけにはとどまらず、郵便物にも対応しているのです。
このような業種は米国ではあたり前のように存在しているビジネスのようなのです。
「公設私書箱」は、USPS(米国郵便公社)のP.O.BOXになります。
しかし、FEDEXなのど他の運送会社の荷物の受け取りができなかったり。
受け取り物の大きさにも限度があったりします。
さらに加えると、郵便物の開封スキャン&メール送付などはUSPSでは行ってもらえません。
しかし、「私設私書箱」であれば、そういった付加サービスを行ってくれる業者も存在しているのです。
これをうまく利用した方がいらっしゃいます。
今年のDV-2014の当選者の方です。
まずおひとり目:「USABOX」を利用しました。
私が当事者だった時は、日本語サイトが存在してましたが、現在は英語サイトのみです。
英語サイトも最近では翻訳設定で簡単に日本語になるので詳細はご確認ください。
プランは2つあります。
開設費と維持費が無料の「FAST TRACK」。
荷物を最大7日間維持出来ます。
もう一つは、月$10の維持費で最大6月保管ができきる「PLATINUM」。
日本への一回の発送は、1ポンドまでは一番安いFEDEXエコノミーで$38.98。
登録方法は、名前とメールアドレスを入力して「SIGN UP」をクリック
すると、入力したメールアドレスに10分以内にレジストレーションの確認メールが届きます。
そのメールからアクセスすると登録画面が表示されます。
入力して同意ボタンを押すと・・・
この時点で「米国の住所」が確保できます。
そしてクレジット情報を入力。
ココから先は、ご本人様よりの情報となります。
ちょっとややこしいようです。
カード番号を登録すると5ドル以下の少額が課金されます。
そしてUSABOXがカード会社の決済明細に送信した番号をウエブ画面に入力することでカードが認証され使えるようになるようです。
課金された金額は同額をマイナスされるので取られることはないです。
このプロセスはカードがたしかにその人のものであるという本人確認のプロセスのようです。
続いても、重要なポイントです。
「USPS FORM 1583」の入手です。
これはUSPSからの荷物(郵便物)を業者が代理受領できるようにするために必要な書類です。
ウエブよりフォームをダウンロード(上記にリンク)し、必要事項を記入してから公証役場で公証してもらう必要があります。
アメリカ大使館での公証も可能です。(その方が安いようです。一通50ドル)
書類は2通必要で、USPSとUSABOXとそれぞれに使われるようです。
フォームを郵送し、USABOXで無事受領となると、「USPSが受付可能」という状態にウエブ画面が変わるようです。
ここまで作業が完了して初めて無事に開設が完了ということになります。
USPSの郵便物の受け取りがなければ、この公証書類が不要になるのですが、USCISからの書類はすべてUSPSで送られてきます。なので必須となります。
このサービスの所在地は、フロリダ・マイアミになります。
私もGC取得の際にこの業者の利用が選択枝の一つに入っていました。
結局は友人に頼みましたが、その時はFORM1583の公証が必要であることなど、知りもしませんでした。
上記の手続きで「米国の住所」を持つ事が可能となります。
さがせば、他にも同じような業者があると思います。
次回は、いくつかの疑問にご回答をいただきましたのでご報告いたします。
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