米国住所の確保(その6)

他の方の体験を元に二つの「MAIL FORWARDING SERVICE」(私設私書箱)を紹介いたしました。

USABOX
SHIPITO

USABOXは日本向けのサイトがあったのでそちらにリンクを貼っておきます。
郵便物の開封スキャンサービス($9.99)もあると謳ってます。

現在、再入国許可証を取得して日本に在住中ですが、実は自分では米国住所を確保していなかったりします。

嘘か本当かは定かではありませんが・・・・

永住権保有者は米国不在中も米国との十分な関係を維持していたことを立証することにより、自らの永住権を放棄していないことを証明することになりますが、典型的には以下の事実の存在を証明することになります。

そして、その立証の方法として以下の手段があるという事です。

①米国居住者としてタックスリターンを提出していること。
②米国内に家族がいること。
③米国内に郵便物の送付先があること。
④米国内に銀行口座を維持していること。
⑤有効な米国運転免許証を維持していること。
⑥米国内にて不動産を所有している又は事業を運営していること。
⑦外国滞在が限定的かつ一時的であったことを証明するその他の証拠を提出すること。

あればあるほどいいという事です。
②⑥は明らかに無理ですが、③の郵便物の送付先はこのサービスを利用して取得が可能です。
この場合の住所は、c/oを使わない本人名の住所であることが望ましいようです。

紹介した二つのサービスは、米国住所の保持と郵便物の受け取り、そして転送という理想的な
ものですが「USPS PS-1583」という書類の作成の為に公証を行わなければなりません。これはUSPSからの荷物(郵便物)を業者が代理受領できるようにするために必要な書類です。手続きが面倒ですし、費用負担が人数分必要になります。我が家だと3人分です。
9.11以前はFAXのみなど比較的緩い感じで開設が出来たようですが、9.11以降は厳しくなり要公証があたり前になっているようです。

では、この公証をしなくても郵便物を受け取れるサービスはあるのでしょうか?
私の場合、国務省からの重要な郵便物が届く予定もないので、出来る限り容易に、且つコストを抑えて取得できる所がいいと思っていました。

以前、同志DUKEさんよりコメントいただいたPS-1583の提出が不要なサービスである「hopshopgo」に加入してみようかとサイトを覗いてみることにしました。

このサービスはPAYPALユーザー限定ということです。
すでにPAYPALの会員だったので、メールアドレスとパスワードを入れると・・・・



たったの1分で米国の住所をゲットすることができました!
あまりにも早すぎてビックリです。

気になる住所は・・・・



オレゴン州ポートランドです。
オレゴンといえば消費税の無い州です!
これでいっぱい買い物は出来ますね。

取得した我が家よりの眺めはこんな感じです。(笑)
今の所、家賃「$0」です。



住所にc/oが付いているのが少し気になります。
はたしてUSPSからの郵便物は届くのでしょうか、そして届いたら知らせてくれるのでしょうか。
一度この住所に絵ハガキでも送ってみようと思ってます。



実際にはポートランドのちょっと外れに位置しています。
なんか急にオレゴンに愛着が湧いてきました。