英語習得法ー3

「人に教えるつもりで自分が覚える英語 パート3」です。

アメリカに移住したら、避けては通れない場所があります。

それは銀行。

私たちも前回の渡米の際、銀行に用事があり立ち寄る機会がありました。
ただ、ハワイの銀行なので、日本語の出来る行員さんを探してすべての用事を完了したのですが・・
もしこれが英語オンリーの銀行だったら!!
考えただけで恐ろしいです。

銀行で使用する英単語は事前に習得してきたいですね。

私たちの用事に対応してくれる方のことを「Bank Teller」といいます。

Bank Teller 【 bˈæŋk téll・er】:an employee of a bank who deals directly with most customers.

そしてお金の出し入れに関して・・

deposit 【dɪpάzɪt 】:put into a bank account

withdraw【wɪðdrˈɔː】:pull back a bank account

基本中の基本ワードです。
普通に自分の口座からお金を出す場合は

I’d like to withdraw $100 .

いずれの場合も 「Bank Teller」を介して行う場合は、「SLIP」が必要になります。

slip 【slíp】:a small sheet of paper

deposit slip とか withdraw slipがあります。

カウンターでの手続きの場合、日本では通帳と印鑑がなければ大抵の手続きはできません。
しかし米国の銀行の場合、そもそも通帳というものが存在しておりません。 ましてやハンコ
などぜったいにあり得ません。「signature」で事足りてしまいます。

signature【sígnətʃ`ʊɚ】:your name written in your own handwriting

「slip」にアカウント番号と希望の金額、そして「signature」を「fill out」します。

fill out: write all the required information onto a form

もちろん「signature」だけでやり取りができるわけではなく、自分の口座番号が確認できるもの
か 本人確認の為のIDが必要になります。
ただ、絶対にという訳ではありません。
今回、銀行カードを持たず(どこかに行方不明になってます)パスポートのみで「transfer」を済ませることができました。アメリカの銀行は意外と大雑把なところがあるので、ちょっと不安に思う部分があります。

transfer【trænsfˈɚː】:move from one place to another

現金を「withdraw」したい場合は、わざわざ「Bank Teller」さんにお願いしなくてもOKです。
atm cardがあれば、「ATM」で事足りてしまいます。
(一日の引出限度額があるので、その範囲内であればです)

ATM =automated teller machine:an unattended machine (outside some banks) that dispenses money when a personal coded card is used

「ATM」を利用する場合は「PIN」の入力が必要になります。

pin=personal identification number【pín】:a number you choose and use to gain access to various accounts

だたし、口座から別の口座への「transfer」は「Bank Teller」さんのヘルプの元、必要な「SLIP」に「fill out」する手続きが必要になります。

私たちが行ったのは、妻の二つ口座から必要額を現金化し、さらに残金を私の口座に「transfer」しました。
ちょっと面倒でした。

もう一つ、「Bank Teller」さんのヘルプが必要なものとして「check」の換金があります。

check【tʃék】 :A written order to a bank to pay the amount specified from funds on deposit

今回の目的のもう一つです。
再入国許可証の申請で使い切ったcheckの追加発行です。
当然チェックアカウントを持っていないと作ることはできません。
もしチェックを受け取ったら換金しないといけません。

現金化したいなら、I’d like to cash this check.
自分の口座に入れたいなら、I’d like to deposit this check.

こちらも「SLIP」に「fill out」する手続きが必要になります。
さらに、「endorsement」が必要になります。

endorsement【en・dórse・ment】:sign as evidence of legal transfer the check on the back

「endorsement」を行うことで、受け取った人が自分が受け取っている事を証明するために「signature」をおこない、そのことで換金が可能になります。

しかしもらった「check」は、だれもが銀行以外の所でも比較的容易に換金出来てしまうため、万が一に備え[for deposit only]と記載しておくと、現金化するために口座に一度入れないとならなくなり為、犯罪を防ぐ効果があるようです。  


それと私の銀行では、米国に住まない限りは、他口座への振込は出来ないようです。
オンラインバンキングでいろいろ出来ると便利なのですが、日本からできることは自分の口座間の「transfer」と「balance」の確認のみです。

balance【bˈæləns】:compute credits and debits of an account


日本のような振込みのシステムは発展しておらず、今も変わらず小切手で支払う習慣が強く根付いているのが、大きな特徴です。

次は英語でやり遂げるぞ!


参考文献:ESL Podcast 885 – Talking to a Bank Teller