英語習得法ー5
- 2014.09.03
- 英語習得
「エッヘン!」
「ウォッホン!」
「ン、ウン!」
これらの動作を英語で表現すると・・・・
「Clear the(=one’s) throat」
喉の調子が本当に悪い時も、周りに注意を促す時も、少し自慢する際にする場合もすべて
この表現です。
ただ英語での擬音表現だと・・・・
「ン、ウン!」が 「hem!、hem!」【hém、hém】。
「エッヘン!」は 「ahem!」【əhém】となります。
さらに「ウォッホン!」という一番重いものは、「harrumph!」【h-rmf】って、どのように発音していいのかも全くわからないし、実際に使われているのを聞いたこともないような表現です。
このように国によって、擬音の表現が異なるものって意外と多くありますよね。
たとえば・・
「ワン、ワン!」が「bowwow」【bάʊwάʊ】だったり、「コケコッコー」は「cock-a-doodle-doo」【kάkədùːdldúː】だったり。
動物の鳴き声は、誰もが知っている表現方法の違いです。
日本にいると、この英語の擬音表現にお目にかかるほとんど事はできません。
私が考える中での一番の参考文献は「アメコミ」になるのでしょうか。
スパイダーマンとかバットマンなどのヒーローもののコミックスです。
我が家にあった「アメコミ」を調べてみたら、やたらに擬音が使われています。
いまさらですが、この擬音の意味をきちんと理解してないと、そのシーンの本当の状況が理解できないのだなあと感じました。いわゆる擬音は臨場感を出すための効果音と同じです。
例えばドアと締める音にしても
「bang!」
「blam!」
「bump!」
どれが一番強く閉めたでしょうか?
正解は「blam!」です。(だそうです。)
「バーン!」、「ドン!」、「バタン!」どれも強く閉めているような気がしますが・・。
いずれにしても、上手く使い分けて表現を変えているようです。
ドアを軽くたたく場合は、「knock,knock」【nάk】が使われます。
ドンドンとたたく音は「rat‐a‐tat」【rˈæṭət`æt】。
さすがに「トントン」というノックの音を「ノック、ノック」と聞きとったとは思えません。
きっと、わかりやすくする為でしょう。
日本だと、「スッキリ!」とか「げっそり」も同じようなニュアンスで擬音として・・・
すみません、これらの表現は実際には音はしません、擬態語でした。日本ではないかも。
「rat‐a‐tat」は、原付バイクの出始めの頃流行った「ラッタッタ」とは似てるようですが違うようです。
あまりに昔の話なので、「ラッタッタ」も知りませんね、きっと。
これらの擬音は、英語を母国語とする人たちは、みな理解出来ていることなのでしょうか?
もしそうなら、どうやって身につけたのでしょうか?
おそらく「自然に・・・」と返答が返ってくるのではないでしょうか。
この自然と覚えた事は、英語を第二外国語とする「ESL」な人には難題です。もう自然には習得できないので、覚えて、使って、書いて、慣れて行くしかありません。
持ってたアメコミで奇跡的に発見しました。
見る限りは、偉そうにする咳払いではなく、苦しさから発せられた断末魔のうめき声として使われています。
日本語的な表現だと「ウグググ・・・・」とかでしょうか。
本題から大きく逸れて、今回は日米の擬音の表現の違いについてになってしまいました。
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