移民ビザの健康診断に関して

空白の2か月を取り戻すべく、他のブロガーさんへお邪魔したり、関連サイトをチェックして
現在、移民リハビリ中です。

大使館のツイートで、一つ気になるものがありました。



移民ビザ申請に必要な健康診断について:3月1日より、すべての検査項目の有効期限は6ヶ月または3ヶ月となります。

たしか、私が取得した時は6ケ月のみで、なんの注釈もありませんした。
2015年3月1日より6ケ月か3ケ月になるって・・・
この微妙なニュアンスは何なんだろう?

詳細を見てみると・・・・

>健康診断の有効期限は?

移民ビザ申請に伴い行われる健康診断の有効期限は、最長6ヶ月間で、米国に入国する際有効でなければなりません。 ビザの有効期限は健康診断の有効期限までに制限されます。 健康診断を受けた日から6ヶ月以内に米国に入国できない場合、再度健康診断を受けなければなりません。

2015年3月1日より、結核検査を含め、すべての検査項目について有効期限は6ヶ月また3ヶ月となります。


またしても微妙な文章。これだと、どの場合に3ケ月になるのかまったく不明ですね。
ツイートに英語バージョンもありました。



On March 1, all parts of med exam for immigrant visas will be valid for either 6 or 3 months.

懐かしの英熟語「either A or B」(AかBのどちらか)で表記されています。
こちらも詳細にリンクが貼ってあったので覗いてみると・・・

How long is a medical exam report valid for?

Medical examinations conducted in connection with immigrant visa applications have a maximum validity of six months and must be valid when you enter the U.S. The consular officer shall limit the visa’s validity to a period of validity of the medical examination. If the alien cannot arrive in the United States within six months of the date of the medical examination, the alien must repeat the examination.

Effective March 1, 2015, all components of the medical examination for visa applicants will be valid for either six months or three months, based on the tuberculosis (TB) evaluation. Previously, some non-TB evaluation components of the medical examination were valid for up to one year.

上のパラグラフは日本語バージョンと一緒ですが、下は少し違うような・・

2015年3月1日付けで、ビザ申込者のための健康診断のすべての構成要素は、結核(TB)評価に基づき6ヵ月か3ヵ月有効となります。以前は、健康診断の非TB評価構成要素は、最高1年有効でした。

どうやら結核がらみの決定のようですね。
別途、結核検査の診断書の有効期限が短くなるという話のようです。

日本ではツベルクリン(TB)検査を行っており、その結果が陽性であると、米国では結核感染者という位置づけになってしまうようです。

つまり、日本人=BCG接種で結核の抗体を持ってる。
米国人=BCG非接種で抗体を持っていない
その抗体により結核菌感染者とみなされるケースがあるようです。

ただ、健診の際のレントゲンで陰性と判断されれば、問題ないと思います。

なにも問題ないと「No apparent defect, disease, or disability」という項目にチェックが
入ります。問題があるとその下のいろいろな項目の一つにチェックが入り、その場合は診断書の有効期限も6ケ月、もしくは3ケ月かを判断しスタンプが押されます。

私の場合はこんな感じでした。



健診で疑い有りとなると、別途に提出する(すでに持っている)診断書の有効期限が1年だったものが、状況により6ケ月だったり3ケ月だったりと、個人によって変わってくるという感じでしょうか。

いずれにしても、結核の国内流入を「より厳しく」水際で防ぐという意味あいでしょう。

結核は、大昔の病気と思われがちですが、現在でも日本は6250人に1人という高い感染率ということです。米国が30000人に1人の割合なので、非常に高いですね。

仮ビザが発行されてから3ケ月以内の入国となると、時間的な余裕と、心の余裕もなくなり、
あわただしくなりイヤですね。

そういえば、私の場合、レントゲン検査で引っかかり、クリニックのドクターでは判断が出来ない為、専門機関で再度チェックしてもらうという判断となり、家族はすぐに書類をもらったのですが、私だけ、検査結果によってはインタビューの書類が間に合わない可能性があると言われ、めっちゃブルーになった記憶があります。

結核なんて他人事と思ってましたが・・・

その時の記事はこちら!


そんな、ビザ健康診断指定医療機関として、私たちがお世話になった、

「TOKYO BRITISH CLINIC」

がいつのまにか指定から外れてしまいました。
どうして?と思い調べてみたら・・・

ドクター(私もお世話になった)が2014年の5月にリタイアされて、そのまま病院も
クローズされたようです。

私の記憶だと、ビザ関連で健診してもらえる都内の医院3件のなかで、唯一土曜診察の出来る
所だと思ったので、なくなってしまって困っておられる方も多いのではないでしょうか。

①家から近い(交通費軽減)
②土曜診察有(仕事休まなくてすみます)
③診断が他に比べて緩かったような・・・(あくまで憶測です)

ただし他院はレントゲンをCDに焼いてくれるようですが、ここは大きなフィルムでした。
折らずにどうやって飛行機に乗ればいいか大変苦労しました。

そんな3拍子+1のそろった病院でしたが、引退という事では仕方ありませんね。
Dr Symonds、大変お疲れ様でした。